英語の先生、日本人と外国人のどちらが適している?
数々ある英語教室。
お子様を通わせようと思った時に、多くの方が、日本人講師と外国人講師のどちらが良いのかな?と思うのではないでしょうか。
そして、一般的に英会話を習うなら外国人講師(ネイティブスピーカー)からと思われているケースが多いです。
しかし私の経験上、英会話を初めて習う初心者の子どもにとって、私は日本人講師のほうが早く上達できると考えます。
今回はその理由と、日本人講師のメリットについてお話しします。
目次
誰もがスポンジにように吸収はしない!?
子どもは脳が柔らかい、耳が良いからどんどん英語の正しい発音を吸収していくと思われがちです。もちろんそういったお子様もいますし、どちらの先生が適しているかに正解はありません。
ただ英語教室に通うのは週に1回、そして英語教室以外の環境は完全に日本語というお子様がネイティヴスピーカーの英語のシャワーを浴びても、ほとんど理解せずに聞き流しに過ぎないケースが非常に多いです。
ましてや「日本語禁止」の教室に通った子は、性格によっては言葉を発しないまま1日を過ごしてしまうというお話も聞きます。
なぜなら、週に1回1時間通った場合でも、年間で考えるとわずか50時間未満。
私たちが海外旅行に行き、12時間外で英語に触れたと考えても、わずか4日と同じ時間です。
海外に4日行って、英語が一気に上達した話は聞いたことないですよね。
留学でもある程度慣れるのに3ヶ月と言われています。
なので、ネイティブの先生に触れることよりも、
長いスパンで英語に興味を持ったり、自信を持てるようにしてくれる先生に出会えることが一番大切ではないでしょうかか。
もちろん感覚で英語を吸収していけるお子様もいます。
特に小さな子供、日本語もまだ話せない乳児・未就園児さんや、幼稚園生の子供たちが体や感覚で英語を習得していくには良いタイミングです。
また、週に3回以上通うタイプのスクールや、家庭でも英語環境が整っている方、
外国人の先生でも積極的に関われる性格のお子様などはネイティブ英語に触れる価値は十分にあると考えられます。
まだ間違えることへの不安も感じずらい年齢ですので、幼児期から英語に楽しく触れられるようお子様に向いている先生を見つけるのがベストでしょう。
文法学習には日本人講師がおすすめ
そして、文法の学習が始まる小学生。
英語圏の講師にとって英語の文法を教えることは、非常に難しいことなのです。
日本語で伝えればすぐに理解できることも、時間がかかってしまったり誤解して覚えてしまう場合が多く、生徒側からの質問にも即答できない場合が多々あります。
例えば、don’t (しない)、didn’t(しなかった)、haven’t (したことがない)、won’t(未来系のしない)のそれぞれの否定系の意味の違い、ちょっとしたニュアンスの差を英語で説明されても理解するのが難しいですよね。
しかしながら、ほとんどの英会話スクールはネイティブスピーカー講師で構成されています。
また、在籍している外国人講師は、出来るだけ英語で教えるように教育されています。
もちろんその様なスタイルでも、自己学習をしっかり行いながら上達する方はいますし、
英語だけでもかなり上手に教えることのできる先生も存在します。
ある程度の英会話力、英文法力のある方、学生時代に英語をしっかり学んでいて、
読み書きは得意な方が会話の練習やリスニングの練習、外国人慣れする為には外国人講師も良いでしょう。
反対に、思考回路は完全に日本語のお子様には、
日本語のフォローをしてもらいながらの文法を学習することをおすすめします。
日本人講師の場合、自分自身も過去に英語を学んできたので、
文法的なことを日本人生徒に教えることは、難しい事ではありません。
質問にも分かりやすく日本語で説明することで、すんなり理解できるケースが多いです。
また、日本人の苦手とする発音も、正しい発し方のコツを分かりやすく教えてもらえます。
外国人講師のメリット・デメリット
外国人講師から習う利点
- リスニング力の強化
- 綺麗な発音が身に付く
- ネイティブの自然な表現が学べる
- ある程度の英会話力のある中級者以上の方に有効です。
外国人講師から習うデメリット
- 何度聞き直してもわからない場合がある。
- 自分の質問の意味が理解してもらえない場合がある。
- 初心者の方には外国人講師から習うレッスンはとても難しい。
- ただの聞き流しになってしまう可能性がある。上達に時間がかかる。
- 理解していなくても、ついカラ返事をしてしまったり、誤解してしますことがある。
日本人講師のメリット・デメリット
日本人講師の利点
- 日本語でレッスンを行うのでわからないことを日本語で質問することができる。
- 文法学習や意味を理解しやすく説明してもらえる。
- 講師がよく間違える文法など日本人が疑問に思うポイント、
苦手な発音を理解している - 英語の基礎をしっかり学べる
日本人講師から習うデメリット
- 日本語に頼ってしまう
- 日本人ならではの発音や、英語表現になる可能性がある
- ゆっくり英語を話す先生が多いためリスニング力が伸びない
まとめ
英会話初心者の間は日本人講師から基礎をしっかり学び、
ある一定のレベルに達してから少しづつ外国人講師に切り替えたり、
短期留学やホームステイなどにチャレンジしていくのが最もベストな学習方法かもしれません。
Happy Comfy Kids Houseでは、
初めて英語に触れる子ども達が、英語に楽しく触れることを大切にし、
英語に興味を持った子ども達が、きちんと理解できることを目的としています。
子ども達ににとって「日本語が通じることの安心感、遊ぶように学ぶ英語!」です。
不安なまま、分からないまま、気持ちが伝わないままにはしません。
大事にしている事は、日本人だからできる心に寄り添った子どもとの関わりです。
是非一度足を運んでみてください♡
お電話でのお問い合わせはこちら
元幼稚園の先生が始めた英語教室!
子供たちの笑い声が聞こえてくる温かい教室です。
親子参加の0歳児クラスから幼稚園・小学生まで対応可能。
講師は海外経験豊富な教員資格保有者です。
少人数クラスで日本人の先生が一人ひとりに寄り添い、日本語でもしっかり意味を伝えて英語を習得していきます。
自宅なのでアットホームな雰囲気で学べます。
お気軽にお問い合わせください!
前の記事へ
次の記事へ